naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

母の介護を通して感じたこと

親が年をとることは、仕方ないことだとわかっていても、辛い気持ちになります。

 

病気や骨折等で入院する事が増えた母 。。

いつからか、守る立場になった私 。。

 

病院から足早に帰る自分を、なんて冷たい

人間だろう。。と、いつも思います。

 

施設に母の事をお願いした時、施設長が 

 

「介護は、プロにお任せください。何も気になさることはありません。

自宅で家族の方が見守る(世話する)事には限界があります。

実際に、介護のプロの人達が、自分の親を施設に入居させている方が多いんです。

 

プロでも、自分の親を見守るのは、

たいへんな事なんです。

決断する事は、たいへんでしたね。

でも、安心してお任せください。」

と、言ってくださいました。

 

私は、母に対して申し訳ないと思っていましたから、施設長の言葉に、ほっとしました。

 

実際の生活を考えると~

数年前から、病気や骨折で入院する事が続き薬も飲んでいるので、目が離せない状態であることと、記憶が曖昧になってきたこともあり、私が仕事をしている間、一人で待っていることは、無理だと思いました。

 

幸い、デイサービスを利用していた所に

入所出来たので、お友達もいてくださり、

スタッフの方々も顔馴染みだったので、

スムーズ入所できました。

 

介護は、毎日の生活です。

それぞれの家庭で、いろんな考え方があると思いますが、無理をして、共倒れになっては、生活が成り立ちません。

 

親を支えるためには、介護する側は、働き続けないと、経済的に行き詰まることになります。

介護の為に、仕事を辞める方もいらっしゃいますが、

先が見えない介護で、お互いに行き場が無くなる事になりかねません。

 

施設長のとの話し合いの中で~

 

「ご自身の仕事は、絶対に辞めないでください。仕事をしながら~どうすることが、

お母様にとって、最善の事なのかを

考えましょう。」と、そして~

 

「焦って決める事ではありません。ゆっくり考えてください。」と言ってくださり、

私自身でよく考えてから、結論を出しました。

 

介護は、突然始まります。

 

元気でいても、薬の飲み忘れ等で、体調を崩してしまうこともあります~転んで骨折したことをきっかけに、寝たきりになることもあります~

高齢になると、血圧が高くなりがちで、病気発症のリスクが高まります~

 

入院は、待った無しですが、その時に初めて介護認定の申請をしても、認定されるまでに数ヶ月かかることもあります。

 

また今は、認定事態が厳しくなっていて、

申請すれば認定される~とは限りません。

年々厳しくなっているようです。

 

私は、母が病気を発症した時に、すぐ申請しました。

病気は回復して、元気になりましたが、

リハビリを受ける時に介護保険を使えた方がいいだろうと思ったからです。

(父の時に経験していたので、早い判断ができました)

 

あと、医療費意外の事にお金がかかります。

 

混んでるバスや電車に乗る事が難しくなります(ちょっとの距離が歩けない)から、タクシーをよく使います。

 

最近では、介護タクシーもありますが、料金は、普通のタクシーより高いです(自己負担)

 

公共の高齢者支援(援助金)がありますが、

都道府県によっても違いますし、本人が申請しないと、受け取れません。

(実際には、受け取っていない人は多いと思います。)

 

役所から書類(案内)は、届いているようですが、見てない高齢者は多いと思います。 

 

母は、封も開けずにそのままテーブルの上に置いていました(^_^;)

 

薬の飲み忘れや転倒の危険等、生活全面で、見守りが必要になります。

 

介護する方、される方がお互いに生活レベルを維持できる事が、長続きする事だと思います。

 

介護で、利用できるサービスはいろいろあります。デイサービスのように、昼間通うこと~訪問してもらうこと~歩行補助の為に介護用品を借りること等、一人一人に合った介護を、本人、福祉(ケアマネージャー)、家族で、話し合う事になります。

 

本人の希望が一番なので、いくら家族が勧めても、本人が拒否すればできません。

 

突然の時に、慌てないように、元気なうちに、よく親子で話し合っておくことをお勧めします。

 

大切な家族ですから。しっかり親孝行しましょう(⌒0⌒)/~~

 

本日の弁当
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レンコン、唐揚げ、竹輪~相変わらず揚げ物多めの弁当です(^_^;)

 

今日も読んで頂いてありがとうございました。さぁ~張り切って。。とは、いきませんが~慌てずに、ぼちぼちいきましょう🎵