広島は、梅雨入りしても、ほとんど雨が降っていません。今日は、曇りのち雨の予報です。やっと、梅雨らしくなるのでしょうか。こちらは、雨が降らなくて心配しています。集中豪雨で、大きな被害が出ている地域の事をニュースで見ました。自然は、人間の思い通りにはならないですね。
毎年、思い知らされる自然災害ですが、無くなることはありません。自然の驚異を前にしたら、逃げるしかない事に恐怖を感じます。
何処に住んでいても、安全ということは無いと思っていなければいけません。災害は、誰の身にも起こりうると思っていなければならにと、ニュースを見て反省しました。
ニュースを見ていると、やはり、暗いニュースが気になります。中学生が、友だちを刺した事件。父親が娘を刺した事件。こういう事件も、日常の中で起こっています。なぜ友だちを、なぜ娘を、大切な人を傷つけてしまうんでしょうか。理解ができません。
人は優しいものだと思いたいです。人は親切だと思いたいです。
被害者は、被害者の家族は、一生その悲しみを背負っていかなければなりません。加害者の家族もまた、苦しい思いを、止められなかった後悔を一生背負っていかなければなりません。事件が起こってしまってからは、取り返しがつきません。
辛いことや、悲しいことは誰でも経験することですが、苦難を克服して、前に進めるかどうかで、その後の人生が大きく変わっていきます。
そういう時の、心の変化に気づかないのは、家族であることが、多いと思います。毎日顔を見ているから、毎日家にいるから、変化に気づかないことがあります。
辛い時、苦しい時は、第三者の方が、冷静に見られます。家族だから、何も言わなくても理解していると思うことは危険です。家族の中に、元気が無かったり、塞ぎこんでいる人がいたら、信用できる人や、専門家の話を聞いてみて下さい。冷静な判断をしてくれる人に、助けを求めて下さい。
前にも、書きましたが、親友が自死しようとしたことがあります。私は地元を離れて暮らしていて、なかなか会えない状態だったので、彼女の両親に話しをしましたが、両親は、おかしいところなんて無い、毎日家のことも手伝ってくれるし、普通に生活していると言って、聞き入れてもらえませんでした。
頭が良くて、学校の成績も良く、小さい頃から親の期待を背負ってきた彼女は、親の前では、いつも明るく振舞っていましたが、私の前では、泣いていました。泣きながら、「出来ることなら、小さい頃からもう一度やり直したい。ずっと、寂しかった・・・」と言いました。
私は、「一度、親から離れて生活してみたら、どうだろう。生活環境をかえてみようよ。」とか、言ってみましたが、「私が居ないとダメなのよ。」と、言うばかりで、彼女は、生活を変えることはありませんでした。
その頃私は、子育ての真っ最中で、なかなか時間が取れず、会えない日が続いていました。次に会ったのは、病院でした。見つかった時には、呼吸がなかったと・・・呼吸器が付いている状態でした。一命は取りとめましたが、もう、普通にしゃべることはありませんでした。その日から、両親が彼女の介護を担っています。
ご両親は、優しい人たちです。娘はいい子だと思って安心していた、普通の親です。彼女も、両親のことを思っていた普通の娘です。ケンカしたり、揉めたりしたこともない家族です。誰が悪い訳でもありません。それでも、そういうことは起こりうるんです。
家族だから、いつも傍にいるから、わからない（見えていない）ことはあると思います。行き違い、思い違いは、誰にでもあることだと思います。心の中は見えないです。本当に、心は通い合っていますか？
子どもは、親に甘えたいです。抱きしめられたいです。わがままを言うのは、反抗するのは、甘えているんです。いい子じゃなくていいんです。わがまま言うのが子どもです。それが子どもの姿です。無理に、いい子にさせないで下さい。我慢させないで下さい。聞きわけがいいのは、我慢しているかもしれないと思って下さい。
抱きしめることは、小さいうちしか出来ないことです。しっかり抱きしめて下さい。
小さい頃に甘えられなかった、我慢していた心は、大人になってからも、苦しみとして残ります。子どもの頃の記憶が大人になった自分を助けてくれます。子どもの頃の記憶が、今の社会を作っています。
昨日の晩御飯
唐揚げ中華あんかけ・揚げさつま芋・ひじきと大豆煮・ホーレン草ごま和え・枝豆・味噌汁・リンゴでした。唐揚げの上に、野菜を炒めて中華味に味付けしたあんを、かけてみました。美味しかったです。(唐揚げは、いつもより薄めの味付けで揚げます)
今日も読んで頂いてありがとうございました。月曜日はしんどいですね。焦らず、無理はせずに、ぼちぼちいきましょう(*￣∇￣)ノ
