naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

不寛容な社会

今朝は、ぐっと気温が下がりました。晴れていますが寒いです(~_~;)北部では雪になるかもしれないという予報です。昨日はポカポカと暖かかったのに油断なりません!今日は、1月末日です。いろいろ、気を付けていきましょう(* ̄∇ ̄)ノ

 

 

昨日『所さん!大変ですよ』という番組を見ました。『ドラッグストアで異変?』という話から始まりました。夏の定番である制汗剤が冬でも売れているそうです。

 

日本は『無臭社会』と言われているそうです。他人や自分の体臭を許容できない人が増加していて、体臭ビジネスが注目を集めているという事でした。体臭を消す効果のある洗剤(マグネシウム洗剤)を開発したり、フレグランスアドバイザーという職業がある等紹介されました。また、以前なら、洗剤には漂白効果が求められていましたが、最近は、消臭効果を求めている人が多いとの事でした。

 

子どもの頃、友達に「臭い!」と言われた事をきっかけに、自分の臭いが気になるようになって、学校にも行けなくなって、大人になって就職しても、臭いと思われてるんじゃないか?と思うと、仕事にも行けなくなって、転職を繰り返したという女性に、インタビューしていました。

その女性は、今の仕事に変わってから、友達が出来て、段々と臭いが気にならなくなってきた。と応えていらっしゃいました。

自分の臭いを気にして、病院を受診する人も増えているそうですが、その7~8割の人は、体臭に何の問題もない人で、本人が気にして悩んでいるだけの人だそうです。

 

 

いろんな事に、『不寛容な社会』になって、人を追い詰めている事が、浮き彫りになりました。臭いを気にする人が多い事に驚きました。制汗剤や消臭スプレー、フレグランスを一人で何本も持っている人もいらっしゃるようです。

 

臭いの問題ではなくて、他人を気にする人が増えているという事ですね。自分がどう思われているのか~何か言われてるんじゃないか?・・・と不安を抱えている人が増えているという事です。

 

不寛容な社会は、人々の不安を煽るだけです。

 

インタビューに応えた女性のように、子どもの頃に言われた、たった一言で、その後、何年も悩み続ける・・・人の気持ちを追い込むなんて、悲しい現実です。

 

『何を言われても、気にしなければいい!』と言ってしまえば終わりですが、言われた方は、受け止める心(強い気持ち)が無いから、ずっと悩んでいます。言われた事を、跳ね返すだけの力が無いから悩んでいます。それは、子どもの社会も大人の社会も、優しさに欠けているからです。

 

大人は、子どもには、平均でいる事、周りと同じである事を望んでいます。個性を伸ばそうといいながら、周りと違うことを嫌います。そういう大人を見て育った子どもは、目立たない方がいいと感じます。仲間外れにならない為には、おとなしくしていた方がいいと思います。だから、何か言われても、言い返す事ができません。自己主張ができません。

大人の社会がそういう雰囲気だから、子ども達が、明るくなれません。言いたい事がいえません。大人が、子どもを我慢させています。我慢している子どもは、外で友達をいじめます。ストレスを外に向けます。

 

友達の気持ちを、推し量ることができません。想像力が欠如しています。

 

大人の社会でも、いじめがあります。誰もが、自分の身を守る事だけに必死だから、周りを許せないんだと思います。周りを見渡す余裕が無いんだと思います。

 

大人が、おおらかで、明るく、子どもに接していないと、子どもの社会も変わらないと思います。

 

子どもに、強く生きて欲しいと思うなら、優しい大人になって欲しいと思うなら、まず、大人自身が変わらなければいけませんね。

 

人の目を気にしながら生きるなんて、もったいないと思います。

 

人は、誰でも、自分に自信をもって、明るく生きる権利があります。

 

優しい心で、寛容な心で、周りに目を配りましょう。心を配りましょう(〃⌒ー⌒〃)ゞ

 

 

昨日の晩御飯
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チキン南蛮・茹でブロッコリーミニトマト・パスタサラダ・れんこん牛肉しめじの炒め物・味噌汁・リンゴみかんでした。チキン南蛮には、タルタルソースをかけて食べます。れんこんと牛肉も合います。美味しいです(*´∀`)ノ

 

今日も読んで頂いてありがとうございました。週末は寒くなるようです。体調に気をつけて過ごしましょう!今日も一日お疲れさまです( ̄∇ ̄*)ゞ