naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

母の暮らしを振り返って

今日は、気持ちのいいい秋空になりました。気温が上がって、夏服に戻りました。急に寒くなったり、暑さが戻ったりしながら、季節は進んでいくんですね。土曜日の今日も、明るくいきましょう(* ̄∇ ̄)ノ

 

 

今年も、あと3ヶ月足らずになりました。今年初め、中国での『新型コロナウイルス』の報道を聞いた時は、全く他人事のようにしか思っていませんでしたが、徐々に報道が増えていって、日本でも、連日『感染者数』が発表されるようになると、段々と不安になりました。外出自粛期間は、会社も休みになり、全く外に出ない日が続きました。自粛が解かれ、少しづつ、人の流れが戻り始めた頃に、母が骨折で入院することになりました。

 

病院に行っても会えないし、母の様子もよくわからない状態でしたが、予定より早く退院できることになって、少し安心しました。迎えに行った時、母は、まだ車椅子でしたが、満面の笑みで、手を振ってくれました。看護師さんが「早く帰りたくて、リハビリを頑張られました。」と、教えて下さいました。

『母には生きる気力がある!』と思って、私の方が、元気をもらいました。七夕の時短冊には、「元気で楽しくすごしたい。」と書いていました。

 

 

母は、施設に入居して暮らしています。介護スタッフの方々、健診やリハビリは、訪問医、訪問介護スタッフの方が対応して下さっています。ケアマネージャーさんの計画のもと、たくさんの方に支えて頂いて、母の生活が成立しています。先日、施設長さんから「withコロナの生活になって、鬱陶しいこともありますが、少しづつ、前に進むべき事柄を選択しながら進めています。」とメールをもらいました。

たくさんの方々に支えて頂いてるから、母自身がリハビリを怠らずに、楽しく過ごしたいと思っています。そこには、母の安心があります。中々会えない今は、施設長が、母の様子をLINEで知らせて下さいます。写真やビデオがあって、母の表情がわかります。楽しそうな姿を見ると、今の暮らしを喜んでくれていることがわかって、ホッとします。

 

 

親子だから、親の面倒を見て当たり前で、それが親孝行だと思っていましたが、もし、私と暮らしていたら、こんなに明るい顔はしていなかったと思います。私が、イライラする姿を見て、心痛めていたと思います。入居する前は、不安な顔をしていました。一人で家にいると、どうしていいかわからないようで、横になってばかりいました。施設長との出逢いがあって、相談していく中で、一緒に暮らすだけが親子ではないと思えるようになりました。母には安心する場所があって、私は、母の生活を、経済的に支えていこうと思えるようになりました。

 

母は、今でも、私に迷惑かけたくないと思っていて、一緒にいると私に気を遣います。私の前では、しっかりした母親で有ろうとします。私は、一緒に暮らしていない後ろめたさで、自分を責めてしまいます。だから、今が、お互いが、笑顔で会える距離なんだと思います。

 

 

介護の仕方は、人それぞれで、『正解』は、人それぞれだと思います。ずっと一緒に暮らしていたからこそ、現実を受け入れられないこともあります。親と子だけで向き合っていては、行き詰まります。介護は、専門の知識が必要だし、体力的にも、一人ではどうにもなりません。自分の親のことでも、どうしていいのかわからないことが出てきます。

 

どうか、一人で悩まないで下さいね。どんなことに困っているのか、どんなことが知りたいのか、発信して下さい。相談して下さい。親の為にも、まず自分が行動して下さい。介護を必要とする人を病院に連れていくだけでも、一日が終わってしまいますね。一人で背負っていたら、すぐに限界が来ます。親はもちろん大切な存在ですが、自分の生活が経ち行かなくなったら、親を支えることができなくなります。傍にいるだけが親子じゃないと思います。離れていても、お互いを思っていられる関係が親子だと思います。

 

まずは自分が明るくして、家族を明るくしていきましょう(〃⌒ー⌒〃)ゞ

 

玄関の癒し❣️

f:id:naomi1010:20201010112548j:image

200円で、ミニバラを買いました。こんな小さな花でも、玄関が明るくなります。帰ってきた時にホッとします。自分自身、いつも明るくいようと思っていますが、その思いを支えてくれるのが、目に見える物だと思います。だから、部屋も玄関も、花や小物を飾っています。見えるところを明るくすることをお勧めします(*´∀`)ノ

 

今日も読んで頂いてありがとうございました。秋を楽しみましょう。今日も一日お疲れ様です( ̄∇ ̄*)ゞ