naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

親友の話し

年末に向けて、そろそろ大掃除に取り掛からねば〜と、思いつつ、ブログ読んでばっかりです〜(^◇^;)

 

ブログを読んで、子育て中の方に、

【いっぱい抱っこしてください。】

と、投稿していますが、それは、

私の親友のことがあったからです。

 

小学校からの親友Aは、物静かで、勉強がよくできました。

Aは、学校のそばに住んでいたので、

学校帰りに寄っては、話をしました。

 

高校になって、学校が別々になっても、いつも遊んでいました。

 

Aの家は自営で、早朝から夜遅くまで、両親は働いていました。

真面目なAは、妹の面倒をみながら、

家の手伝いをしていました。

 

高校を卒業すると、私と他の友達は、

進学して地元を離れ、Aと会う回数が減りました。

 

Aは進学せずに、両親の手伝いをする傍ら、バイトもして、少ない休みの日は、習い事までして、家にほとんどいない状態でした。

 

私は、Aが家に帰りたくないから、

ハードな毎日を送っているのかと思い、 

「一度家を出て、親から離れてみた方がいいんじゃない?」と言いました。

でもAは、

「私がいないと、親が困るから・・」と、言って、その生活を続けました。

 

それからしばらくして、Aに会った時、顔色が悪くて元気がない様子が気になって、Aのお母さんに、様子を聞きましたが、いつもと変わらないし、仕事にも行ってるから、心配ないとのことでした。

 

でもその頃から、塞ぎ込む日が増えて、

私に会うと、泣いてばかりいました。

Aは、

「ずっと暗闇の中に一人でいる。

できることなら、3歳くらいに戻って、甘えたい、やり直したい・・・」と、

話しながら、ずっと泣いていました。

 

Aの様子が、ただ事ではないと思い、

彼女の親にも話しをしましたが、

 

両親からしたら、勉強が出来て、家の手伝いをしている娘が、おかしいとは、

認めたくなかったんだと思います。

 

その頃、Aの両親の商売も、うまくいっていない様子で、余計にAは、必死に

なっていたんだと思います。

 

それからAは、働いて貯めたお金を妹に渡し、自分の部屋で自殺未遂を・・。

 

見つけた時は、息がなかったと・・

 

救急車を呼び、一命を取り止めましたが,脳にダメージを受けていて、

もう以前の姿ではありませんでした。

 

その日から、母親が、付ききりで介護しています。

 

Aは、小さい頃からいい子で、ワガママを言わなかったし、勉強が出来て、自慢の娘だったとお母さんが話してました。

 

でも、本当は、ワガママを言えなかったんじゃないか

 

甘えられなかったことをを悔やんでいたんじゃないか 

 

忙しく働く親を恨んでいたんじゃないか

 

親の前で、ずっといい子でいることが、辛かったんじゃないか・・・

 

Aの御両親は、優しくて、いい人です。今だに、私に連絡してくれます。

御両親を見ていると、何がAを追い込んだのか、わからなくなります。

 

Aの様子が変わってきた頃に、親だから

、一番そばにいるから、変化に気づかなかったんじゃないか、とも思います。

 

親は、いつも子どもと一緒にいるから、子どものことを一番わかっていると、

思っていますが、近すぎて見えていないことが、あるんじゃないかと思います。

 

ずっと暗闇の中にいる・・

3歳の頃に戻りたい・・

 

今でも、この言葉は、忘れられません。

 

彼女の力になれなかった自分の無力さを痛感しました。

 

子どもは、ワガママでいいんです。

いっぱい甘えていいんです。

いい子じゃなくていいんです。

 

小さい頃は、いっぱい甘えさせてください。

子どもが満足するまで、いっぱい抱っこしてください。

 

いっぱい抱っこされた子どもは、

優しい大人になります。

強い大人になります。

いっぱい愛情を注いでください。

子どもは、ずっと親を見ています。

 

年の瀬は、何かと忙しいですが、

あわてず、急がず、落ち着いていきましょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

今日も一日笑顔でいられますように✨

 

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ナチュラルキッチンで見つけました。

大掃除した後に、飾ろうヾ(๑╹◡╹)ノ"