naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

困った母

北海道は、たいへんなことになっていますね。沖縄より暑いって・・・(;´Д`)

慣れない猛暑に、戸惑っていらっしゃるでしょう。体調には、お気をつけ下さい。

 

 

一昨日、母が入居している施設から連絡がありました。母がトイレの中で転んだようで、母は 「なんともない」と、言ったらしいですが、様子を見て病院に連れて行くかもしれませんとのことでした。

 

立ち上がる時に、ふらつくことがあり、杖や歩行器を使ってもらいたいんですが、本人は、「必要ない」と言って拒否するので、無理強いするわけにはいきません(;・ω・)

 

以前、転んだ時も、やはりトイレの中だったので、仕方のないことです。見守ってもらっていても、トイレの中までは・・・母は、大丈夫だと言って、鍵をかけてしまうらしく、難しいところのようです。

 

高齢になって、私から見たら、足元がおぼつかないと思っても、本人は「大丈夫」だと思っています。自分は普通にしていると思っています。

施設内では、介護士さんに手をかりたり、支えてもらっていますが、私が行くと、ピンと、背筋を伸ばして「あらっ、どうかしたの?何かあったの?」と、一瞬で母親に戻ります。娘の前では、見栄を張りたいんでしょう。いい格好を見せたいんでしょう。

 

私も、親になって、母の気持ちがよくわかります。

転んだ時も、まずは「大丈夫だから、娘には連絡しないで」と、施設長に言ったそうです(笑)

 (私は、いつでも連絡下さいとお願いしているので、連絡くださいましたが・・・)

 

そして、昨日は、母の歩く姿と、食事をしている姿の写真とともに「食欲もあって、お元気です」と、LINEがきました。

 

介護の仕事は、日々たいへんだと思います。事故がないように、怪我のないように、スタッフの皆さんは、細かいところまで、気を配っていらっしゃいます。

 

母のように、自分は普通に歩ける(自分は出来る)と思っている高齢者の世話が、一番たいへんだと思います。

母の思いに添って、母の気持ちを尊重しながら、介護プランを立てなければいけません。母一人のことでも、何度も、スタッフのミーティングが行われているようで、本当に、有難く思います。

 

介護士の皆さんに支えられて、母の生活があり、私の生活があります。

 

「高齢で、身体が不自由だったり、病気があって、ここで生活していらっしゃいますが、何ら、一般のお家と、変わらない日常があります。世間話をしたり、子どもの話をしたり、時には、お嫁さんの悪口だったり・・・そういうお話を、私たちも、いつも聞かせて頂いているんですよ。」と、施設長がおっしゃいました。

 

入居者の方々が、安心して、楽しくお喋りが出来る環境を作っていらっしゃる、この施設が素晴らしいんだと思いました。

 

父の時には、持病の悪化で、あちこちの病院に入院しましたが、中には、父が嫌がるような対応をされたこともあります。

身体が不自由になり、思いが伝わらないと、ストレスをためる事になります。

その頃の父は、イライラしているようでした。

 

そんな時に、今の施設を紹介してもらい、父を入居させることができました。

入居してからは、父の顔がとても穏やかになって、安心しました。

 

寝たきりになってからは、寝ている部屋で、父の好きなクラシックをかけて下さっていました。「身体の機能が失われていっても、耳は聴こえていることが多いんですよ。」と、施設長が仰って、父の最期の瞬間まで、ずっとかけてくださいました。

 

父の最期は大好きな音楽に包まれていました。「終わりよければ全て良し」と、言っていた父に似合った最後でした。

病院から施設へ移したことは、間違っていなかったと、私自身も、納得することができました。

 

これから、ますます高齢化が進み、介護を充分にうけられない人(介護難民)は、増える一方です。誰にでも、介護は突然やってきます。家族で、親子で、そういう話もしておいたほうがいいですね。

 

 

  昨日の晩御飯
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メンチカツ・ゆで卵・アスパラ・サラダ・大学芋・スープ・りんご・プチトマトでした。久しぶりに大学芋作ってみました。甘いのも、たまにはいいですね。

 

今日も読んで頂いてありがとうございました。月曜日です。急がずに、慌てずに笑顔でいきましょう(⌒0⌒)/~~