昨日は、次女と二人で 「レオ・レオーニ展」を観に行きました。
絵本「スイミー」の絵と言えば、知ってる人が多いと思います。美術館は、親子連れで賑わっていました。
小さい子どもさんが多くて、喋ったり、走ったりいているのを、お母さんが注意していました。
「走っちゃダメよー。」「静かにしなさい。」そんな声が聞こえる中〜
「僕は、スイミーが観たい。」と、お母さんに訴えてる子どもが・・お母さんは「ダメよ〜順番に観なさい。」きっと、子どもは「スイミー」の絵を楽しみにやってきたんでしょう。
親は、全部観ないと、勿体無いと思います。子ども連れて、料金を払って入ってますから(笑)
でも、そんなことは、子どもの感性には関係ないことです。観たい絵があるって凄いことです。
その絵だけを、ずっと観ていていいんです。他の絵に興味がなければ、観なくていいんです。
子どもの感性を大事にしてほしいです。大人の常識で、子どもを諌めていたら、子どもは伸びません。
大人は、自分は正しい(大人が正しい)と、思わない方がいいと思います。
子どもの話す事を、よく聞いてあげてください。どうしてそういう事を言うのか〜なぜそうしたいのか〜
必ず理由があります。そこを、くみ取ってください。
小さい子は、言葉足らずで、ただ、わがままを言っているだけに聞こえます。駄々をこねているだけに見えます。親は、体裁を気にして、なんとかおとなしくさせようとしします。(叱ったり、黙らせたり)
そういうことを繰り返していたら、子どもは、だんだんおとなしくなりますが、それは諦めているんです。
言っても聞いてくれない、わかってくれないと思って、子どもは諦めます。
親の前では、おとなしくしていればいい・・・子どもは賢いです。親の気持ちをくみ取って、言うことを聞く、いい子になります。
でも、いい子ではダメです。小さい頃から自分で考えて、言いたい事が言える子どもに育ててください。
親の言うことを聞いていればいいと思っていたら、大人になって社会に出た時、一人になった時に、
どうしていいのかわからなくなります。
親が、大学に行けって言うから、なんとなく入ったけど、何をしたいのかわからない、周りがやっていることを真似してみる・・・バイトしてみる・・・しんどいから行きたくない。授業受けたら、けっこう大変だった・・・単位が取れない・・・留年する。就活しなくていいや・・・適当でいいや、自分なんかどうせ・・・。
そういう若者が多いのが現実です。息子の同級生でも、留年した子は、けっこういたようです( ̄□ ̄;)
話を聞いて、驚きました。留年したと聞いた親はどう思うだろうか・・・辛いだろうなと思いました。
「就活の時期になっても、就活しない奴いるよ。フリーターでいいとか、どうせ自分なんか・・・とか言ってる奴いるよ。自分の事自分で応援せんでどうするん。自分の事大事にせんでどうするん。自分の事好きじゃなかったら、他人に優しく出来んだろ。」と、息子は言っていました。
大学に行けと言われたから・・・では、何も生み出せません。
高い費用を払って塾へ行かせて、高い授業料を払って大学に通わせて、何のためでしょうか❓誰のためでしょうか❓
大学に入ることが目標では、大学に入ってから、迷う事になります。偏差値が高かろうが、有名な大学だろうが、入った本人が目標を見つけて努力しないと、適当に過ごしていたら、卒業さえ出来ません。
そんな若者が多いことは、残念です。もったいないことです。
子育て中の皆さん。小さい頃の体験が将来の自分を作ります。小さい頃に受けた愛情が大人になった心を支えます。どうか、子どもの言葉を、しっかり聞いてくださいね。子どもは可能性を秘めています。そして親より賢いです。子どもの夢を、子どもの可能性を伸ばしてあげてください(⌒‐⌒)
今日も読んで頂いてありがとうございました。全国的に、真夏日が続いています。お出かけの皆様は、お気をつけください(⌒0⌒)/