先日、絵本の原画展に行ったことを書きましたが、広島では、原画展がよく開催されていて、娘と出かけています。
子どもに読み聞かせをしていた頃を、懐かしく思い出しますが、その頃より、今の方が原画に癒されます。原画の迫力に圧倒されます。
子どもに絵本を読んでいた頃は、なんとなく眺めていた絵でしたが、今、原画を観ると、絵の繊細さ、色彩の鮮やかさに驚きます。
原画展に来た子どもたちは、喜んで原画を観てますが、大人(親)にも、もっと観て欲しいと思います。
宿題やりなさい。明日の準備しなさい。と、言うことも親の役目でしょうが、親自身が、もっと感性(心)を磨いて欲しいと思います。
絵本を読むと、想像力が育ちます。子ども自身が、本を通して思いを巡らし、頭の中でいろんな経験(冒険)をします。それは心の栄養になります。
子どもは、学校や地域で、いろんな経験をしていく中で、これから起きるであろうことを想像しながら行動します。友達との関係も、(友達を叩いたら痛くて泣くだろうなとか、友達の悪口言ったら相手が悲しむだろうなとか)自分の事として考えて、行動します。それが優しさであり、思いやりです。
最近の社会問題になっている、いじめや虐待、インスタに投稿された迷惑動画等、どの問題にも共通しているのは、想像力の欠如です。
自分がやった後にどうなるのか、どう思われるのかが想像できない、考えることができなくて、なんとなく面白そうだったから~とか、やれと言われたから~とか、自分で考えずに行動する人が多い気がします。
自分主体の行動ができない人が多いことは、残念なことです。
想像力は、子どもの頃に養われます。その想像力が、大人になった自分を助けてくれます。辛いことがあっても、厳しい現実を突きつけられても、自分の将来の姿を想像することができれば、前を向いて進めます。
子どもの頃の経験が、将来大人になった時の自分を創ります。
親にできることは、子どもに、経験させることです。身体を使って、頭を使って、喜び(失敗も大事です)を味わせて下さい。興味を持たせて下さい。
絵本を読んで聞かせてください。親が読んでくれた本は、大人になっても覚えています。読み聞かせは、親子のスキンシップです。子どもにとっては、至福の時間です。
「母さんが、本を読んでくれたことが、今の自分に影響しているよ。」と、大人になった息子は言いました。
本の値段を見ると・・・買ってあげたくても、たくさん買えないのは当然ですね。
買わなくてもいいんです。公共の図書館には、たくさんの本があります。
私は、子どもが好きなシリーズや、好きな作家の本は、何度も借りて読みました。
子どものために、選ぶことは楽しい時間でしたし、もちろん大人が読んでも、心が豊かになる本ばかりです。
大人になっても、学ぶべきです。大人になっても、謙虚であるべきです。
子どもは、生まれた時から、別の人格です。親の所有ではありません。
親は、子どもが育つ為の手助けをするだけです。安全を見守るだけです。
一人の人間として、向き合って下さい。可能性を潰さないで下さい。
子どもの能力(可能性)は無限大ですから。
昨日の晩御飯
オムライス・レンコン人参シメジベーコンのバター炒め・ホーレン草ごま和え・味噌汁・イチゴでした。ご飯が残っていたのでオムライスにしました(⌒‐⌒)
今日も読んで頂いてありがとうございました。連日の真夏日も、やっと落ち着きそうです。心も落ち着いていきましょう(⌒0⌒)/