naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

『ドナーミルク』の話

今日は、午後から、晴れたり曇ったりしています。予報では、曇りのち雨です。台風が影響しているようです。外出する時は、天候の変化に気をつけて、今日も明るくいきましょう(* ̄∇ ̄)ノ

 

 

先日、TVで『母乳バンク』の話題を見ました。初めて聞く言葉でした。

病気や早産で、母乳が出ない母親に代わって、別の女性の母乳を提供するサービスで、『ドナーミルク』と呼ばれているそうです。

 

 

低出生体重児は、壊死性腸炎や未熟児網膜症、慢性的な肺の病気のリスクが高くて、危険な状態が続くそうです。母乳には、そのリスクを下げる成分が含まれていて、命を救えることが証明されていて、欧米では『常識』とされているそうです。

でも、日本では、昭和大学病院、小児科医の水野先生と助産師の奥様とで立ち上げた1か所しか無いそうです。そのことに驚きました。

 

水野先生は、この仕組みを拡げようと、10年以上かけて全国を回り、厚生労働省に働きかけて、2017年からは、無償で、全国に提供しているそうです。今年やっと、2か所目ができるという話でした。現在、20人がバンクに登録していて、その方々の母乳で、たくさんの命が救われているそうです。

 

 

年間1,500g以下で生まれる子どもは、全国で、6,900人にのぼり、その内、ドナーミルクを必要とする子どもは1,500人だそうです。ドナー登録する為には、病歴や血液検査等、厳しい審査があり、提供された母乳は、低温殺菌処理をして安全性を確認した上で、提供されているそうですが、その作業を、水野先生ご夫婦が、やっていらっしゃって、今年から、やっと厚生労働省のバックアップが決まったそうです。

 

夫婦での地道な活動が、やっと認められて、2か所目が出来ることに~

「こんなに嬉しいことはないです。これで、数が増やせます。」と笑顔で答えていらっしゃいました。現在は、ホームページで、ドナーを受け付けているそうです。

 

15年前に、水野先生が、オーストラリアに渡った時に、母乳バンクの仕組みを知ったそうです。「母乳を飲んだ未熟児が、劇的に病気のリスクが下がることを知って、救える命があるとわかって、すぐに日本でやろうと思いました。」と仰いました。

 

 

『ドナーミルク』は、子どもの命を助けるだけでなくて、母乳が出なくて苦しんでいる、お母さんの心も救っているんだと思いました。お母さんに寄り添った仕組みで、お母さんの心に寄り添ってくれていると思いました。

病気や早産で出産した場合は、お母さんの身体が、まだ母乳を出せる状態になっていなくて、母乳を出すことが難しいそうです。それで、多くのお母さんが、自分を責めてしまうのだそうです。

 

 

本当に、世の中に拡がって欲しい仕組みは、こういうことで、たくさんの人に知って欲しいと思いました。命を救うことに、情熱を注いで、直向きに頑張っている人がいることに、感動しました。

 

良いことであっても、中々広がらない(認知されない)のが、現実ですね。命に関わる、素晴らしいことなのに、称賛されることも無く、ひたすら地道な作業を、何年も続けていらしゃいます。『子どもの命を救う!』ことを、諦めずに活動を続けられていることに、感動しました。

 

 

今、巷では、暗いニュースばかりで、大人は、責任のなすり合いばかりしています。自分の利益だけを求めている大人もいます。不況下では、犯罪も増えていて、益々、人が信じられなくなっているのが・・・現実です。

医療の現場では、今も厳しい戦いが続いていますが、そんな厳しい中でも、『子どもの命を救う』ことに、情熱を注いでいる人がいることを、日本人として、誇らしく、嬉しい気持ちになりました。

 

不平不満を言ってる場合じゃないぞ!と思いました(;^ω^)私は、私にできることを、真面目にやっていこうと思いました。

 

 

私は、笑顔で、家族を明るくします(〃⌒ー⌒〃)ゞ

 

 

昨日の晩御飯
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ハンバーグ・茹で卵、ブロッコリーじゃがいも・ミニトマト・昆布と厚揚げの生姜煮・ベーコン豆苗もやしのバター炒め・スープ・キウイでした。ハンバーグのソースは、玉ねぎとエノキをバターで炒めてコンソメで味をつけてから、牛乳、生クリーム、ケチャップ、ソースで作りました。昆布煮には、甘酢につけた新生姜を刻んで入れました。生姜が効いて美味しかったです。体力回復の為に、身体には、充分に栄養を与えましょう(*´∀`)ノ

 

今日も読んで頂いてありがとうございました。週の後半に向けて、天気が不安定のようです。気をつけていきましょう。今日も一日お疲れ様です( ̄∇ ̄*)ゞ