平成に変わる半年前に結婚したので、
子育ては、平成と共にありました。
義父は会社を経営していて、結婚当初は、随分贅沢させてもらいました。
カウンターに座って、お任せで食べる寿司や、ホテルで食べた中華、蟹・・どれも、結婚してから初めて食べました。
あの頃の私は、調子に乗りまくっていました(笑)
義母の家には、頻繁に百貨店の外商が来ていたので、私も便乗して、宝石や、バックを買っていました。
車は、主人の趣味で、外車を何台も乗り回す・・(^◇^;)
でもそんな生活は、義父の急死で、あっけなく終了することとなりました。
急死という表現は正しくはありませんが、私にとっては本当に突然の出来事のような衝撃でした。
義父は、入院してたった一週間程で逝ってしまいました。
入院する日まで普通に仕事をしていましたし、まだ55歳でした。まさか・・と、いうことしか思い出せません。
義父は末期癌だったと、入院した時に義母から聞きました。
誰にも(義母にも)言わず、入院治療もせずにいたとの事でした。
最期まで命を削って、仕事をしていました。
入院した日は、自力で、動く事が出来ずに、義父自ら病院に行くと、初めて義母に言ったとのことでした。
随分前から、義母が心配して、何度も病院に連れて行こうとしても、全く聞かなかったそうです。
義父のスーツのポケットには、お寺の名前と電話番号が書いてあるメモが入っていました。
義父の里の宗派でしたが、檀家では無く、行ったことの無いお寺でした。
もう、自分の葬式の事を考えていたんでしょう。義母は、すぐにそのお寺に電話をして事情を話しました。
義父は、入院してからも、仕事の電話をしていました。「ちょっと、検査入院してるんだよ〜。」と、
取引先の人に話している姿を見ました。
そんな姿を見ていたので、亡くなった事が、ずっと信じられませんでした。
死亡記事を新聞に載せたこともあり、
600人を超える方々が弔問に来られました。
それからは、相続や、会社のことや、怒涛の如くいろんな事が押し寄せて・・・
波乱万丈の幕開けです(^◇^;)
その時、長女は、まだ4歳になったばかり、次女は2歳でした。
長女が幼稚園に行っている間に次女を
ベビーカーに乗せて、あちこち手続きに動き回っていた事を覚えています。
長女は、この頃、夜な夜な熱を出しては、病院に走る日がありました。
昼間は、元気にしているのに、夜になって急に熱が出る〜という事が、何度かあって、心配しました。
親が不安な時は、子どもに影響します。
子育て中の皆さん、子どもさんの様子に変わった所がないか、気をつけてくださいね(⌒▽⌒)
波乱万丈幕開けの話は、また、ぼちぼち書いていきます。
今日も、読んでいてありがとうございました。
明日から仕事始めの方も多いでしょう。
今日は、しっかり身体を休めて明日に備えましょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ