naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

思いやる社会へ

今朝は、曇り空でした。週末に向けて雨になりそうです。この数日で、すっかり秋になりました。朝晩は、急に冷えます。体調に気をつけて、今日も明るくいきましょう(* ̄∇ ̄)ノ

 

 

先日、TVを見ていて、『児玉真美さん』という方を知りました。障害のある娘さんをお持ちの方で、ご自身の体験を元に、本も出されています。現在は、執筆の傍ら(「私は私らしい障害児の親でいい」「海のいる風景ー重症心身障害のある子どもの親であるということ」等があります)一般社団法人日本ケアラー連盟の代表理事として、活動していらしゃいます。

 

 

障害のある子どもさんを育てていく中で、周囲に理解されない苦労があり、肉体的にも、精神的にも限界を感じて、福祉に相談したことがあったとのこと、その時に言われたのは、「母親なら、子どもの面倒をみるのは普通のことでしょう。」と言われ、何の支援も無いことに失望した経験があるそうです。

介護は、家族でどうにかすべきプライベートな問題とみなしてきた日本の福祉に疑問を持ったということです(介護者の90パーセントが母親で、そのうち60歳以上が67%を占めている)介護している者は、歳を取ることもできないのか?と感じたそうです。

 

 

障害のある子どもにとっては、風邪をひいただけでも命取りになることがあって、常に緊張した状態が続いて、どうしたらいいのか・・・苦しんでいたそうです。そんな時、主治医が、「お母さんは、子育てで精一杯でしょう。僕たちにも、手伝わせて下さい。」と言われて、救われたと仰いました。初めて、人を頼ってもいいんだと思えたという話をされました。

 

 

障害のある子どもを育てる親への社会的な眼差しを変えていきたい、理解してもらいたいと思うようになった頃に『英国圏のケアラー支援』を知って、驚いたそうです。

 

それは『ケアラー自身が、自分の生活を維持する為の支援』(障害者の親もケアラーと捉え、支援を必要とする人であるとみなす)そして、日本にも、その仕組みを作ろうと、活動されて、3月に初の『ケアラー支援条例』が誕生したそうです。

 

 

でも、『コロナ禍』では、せっかくの仕組みも、押し戻される形になっています。(感染を防ぐ為に、施設が閉鎖されたり、リスクがある為に、預かってもらえない等)日々、変わっていく状況の中で、なんとか、社会に伝えたいという思いから、お話されました。

 

 

『コロナ禍』になって、私のような、普通に仕事ができている人間でも、環境の変化に、付いていけないことが多くて、自分のことで精一杯なのに、障害のある子どもさんの世話をしながらの生活は、不安でたまらないでしょう。わかってもらえない、理解されないことは、辛いことだと思います。

 

 

誰もが、余裕が無くて、心が狭くなっています。私も、愚痴をこぼしていることが多くて、余裕が無いダメな人間ですが、そんな中にあっても、同じ境遇の人の力になりたいと、活動していらっしゃる児玉さんに感動しました。

 

自分が苦しい時だからこそ、同じ苦しい思いをしている人のことを思いやることができる優しさに心打たれました。

 

 

元気だけど、自分のことで精一杯な、心の狭い私は、もっと、想像力を働かせていかなければと、反省しました。知らないことの方が多いですね。まだまだ、私は、社会を知らないと思いました。

 

厳しい社会だからこそ、もっと、自分の周りに心を配ろうと思いました。元気な大人が、動ける人間が、もっと踏ん張らにといけないと思いました。グズグズ愚痴をこぼしてばかりでは、良くなっていかないぞ!明るくなっていかないぞ!と思いました。

 

動ける大人が、動いて、明るくしていきましょう(〃⌒ー⌒〃)ゞ

 

昨日の晩御飯
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塩サバ・きゅうりの酢の物・もやしピーマンベーコンの炒め物・かぼちゃのそぼろあんかけ・味噌汁・リンゴでした。かぼちゃに鶏そぼろ餡を作ってかけました。かぼちゃが美味しい季節になりました。安くて栄養満点な食材です。いろいろ工夫して、大いに食べましょう(*´∀`)ノ

 

今日も読んで頂いてありがとうございました。不安定な天気が続くようです。気をつけていきましょう。今日も一日お疲れさまです( ̄∇ ̄*)ゞ