naomi1010’s diary

おばちゃんの日常

今朝の幸せ

 今朝、ゴミを出しに外へ出ると、犬の散歩中のご夫婦が通りかかかりました。私は、思わずワンちゃんに手を振ったら、ワンちゃんが私を見てくれて、ご夫婦がにっこり笑って挨拶して下さって・・・朝から、幸せな時間でした。いいなーと思って、ご夫婦の後姿を見送りましたヽ(*´∀`*)ノ

 

 

今朝の『あさイチ』は、延命治療についての話題でした。ある家族の話から~

寝たきりの母親が、自分で食べなくなって、胃ろうをするかという話でした。母親は認知症状も進んでいて、本人の意志は確認できないので、家族で話し合って、胃ろうはしないと決めたものの、離れて住む親戚が「胃ろうをしてでも長生きさせたい。」と言い出し、結局胃ろうをしたが、しばらくたって、やっぱり家族は、寝たきりでかわいそうとの思いが出てきて、胃ろうを止めようと言い出したが、一旦開始した延命治療を止めるのは難しい・・・という話でした。

 

もう一組は、家で介護している父親と、子ども、医者、ケアマネージャーが集まって、今後の治療の話をするという話題で、父親の意見も聞きながら、今後どうやっていくのかを話し合っていました(本人と家族に延命の意志を聞く)この話し合いは今後も続くということでした。

 

どちらも、難しい事だと思いました。

 

延命治療は、もう、回復の見込みがない場合に、どうするかという事です。本人の意志が確認できる状態でも、本人も家族も、決断することを迷います。正解がわかりません。家族や親戚が加われば尚更、結論が出ません。それでも、決断は迫られます。

 

私の父の時は、私が、延命しないと決めましたが、医者、ソーシャルワーカー、ケアマネージャー、介護士、病院や介護施設の受け入れ先等、たくさんの人間が関わることになり、その都度確認されます。私は一人で決断して、話を進めたので、あまりに何度も同じ事を聞かれているうちに、「自分の決断は正しいのだろうか?自分は冷たい人間なんじゃないか?」と、途中で、心が折れそうになりました。

 

でも、意識も朦朧として、横たわったままの父を見ていると、このまま何年もこの状態でいることは、本人も私自身も辛いと思いました。

病院(病棟)に行くと、同じように、寝たきりの高齢者ばかりが、たくさんいらっしゃって、その光景を見るたびに、ここに、動けずに何年も寝ている事は辛いだろうと思っていました。延命治療をした場合は、最後の時を、医者でも判断できない事もあるという話も聞きました。

 

医者や、ソーシャルワーカーに、責められるような言い方をされて、落ち込みもしましたが、お世話になってる施設長が「お父様が安心できるように、全力でサポートいたします。」と言って下さり、病院を出て、施設で最後を迎える覚悟ができました。

 

施設では、昼間は、みんなの声が聞こえる所に寝かせてもらっていました。部屋に戻ると、父の好きなクラシックをずっと流して下さいました。

施設長が「いろんな機能は失われていっても、耳は最後まで聞こえていることが多いんですよ。」と、仰って、介護士の方達も、必ず父に話しかけながら、お世話して下さいました。私も、父にいろいろ話をしました。

 

危篤の知らせを聞いて、施設に着いた時は「今日はここで一緒に過ごされませんか。」と施設長が言って下さり、私は父の横で一晩過ごしました。その時、父にはいろいろ話しをしました。翌朝、母と兄が着て、家族が揃った時に父は旅立ちました。部屋でクラシックを流しながら、家族で「この曲がお父さん大好きよね~。」と話していた時でした。父は、家族が揃うのを待っていたんだと思いました。眠るような、穏やかな最後でした。「終わりよければ全て良し」とよく言っていた父らしい最後でした。

 

延命の決断を迫られた時、誰もが迷います。正解はありません。どちらにせよ、決断した事が正解です。決断した自分を責めたり、後悔する必要はありません。誰もが一人の命を思って決めたことです。誰にも責める権利はありません。自信を持って進んで下さいね(⌒‐⌒)

 

 

昨日の晩御飯
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豚肉のしょうが焼き・野菜炒め・れんこんとさつまいもの天ぷら・野菜スープ・梨でした。衣に味付け(出汁)して揚げたので、何も付けずに食べました。揚げたては美味しいですね。豚肉は、いつも安くて助かってますヽ(*´∀`*)ノ

 

今日も読んで頂いてありがとうございました。昼間は暑いくらいでも、夕方は急に冷やりとします。そろそろ上着が必要ですね。体温調節には、気をつけましょう。

今日も一日お疲れさまです( ̄∇ ̄*)ゞ